こんにちは!とらです。
茅ヶ崎と山梨を行ったり来たりしながら、「自由な働き方」を模索しているサラリーマンです。
副業が少しずつ形になってきた今、50代はもっと好きなことを通じて、誰かの役に立てたらいいなと考えています。
皆さんの職場には、ガイドラインはありますか?
「もうあるよ」
「マニュアルでしょ?」
そんな声も聞こえてきそうですが、私の仕事のような技術職・職人系の現場では、こう言われることが多いのではないでしょうか。
「背中を見て覚えろ」
舞台・音響・照明といった仕事は、長らくこのやり方で回ってきました。
しかし、組織が大きくなり、業務が多様化していく中で、私はこのやり方に強い限界を感じるようになりました。
ガイドラインを作ることになった理由

私自身、
- 「分かるよね?」
- 「できるよね?」
という前提で仕事を回してきました。
ところが、ある時からそれが全くハマらなくなった。
伝えたつもりでも伝わらない。
注意したつもりでも改善されない。
そのジレンマの中で、初めて思ったのです。
「これは、個人の問題じゃない。
仕組みの問題だ」
そこで浮上したのが、ガイドライン作成でした。
技術職とガイドラインの難しさ
技術職の現場は、仕事の幅がとにかく広い。
- 専門作業
- 事務作業
- 安全管理
- 対外調整
さらに、劇場の規模やスタッフ人数によって、同じ作業でも伝え方が変わる。
特に、
- 人数が多い
- 機構が危険をはらむ
- 事故のリスクが高い
こうした現場では、口頭共有だけでは不十分です。
怒鳴られて覚える前に、事故が起きてしまう。
私が配属された劇場は、まさにそういう環境でした。
しかも、本社にはこの規模の劇場管理を経験した人がいない。
つまり、現場の大変さが共有できない。
このコンフリクトと、大規模改修のタイミングが重なり、
本格的にガイドライン作成へ舵を切ることになりました。
ガイドライン作成のプロセス
経緯①:チームメンバーの策定
最初に行ったのは、メンバー選定です。
これは本当に重要で、
- 「ガイドラインは必要だ」
- 「現場を良くしたい」
この意識が共有できないと、作る前から破綻します。
裏を返せば、
ガイドライン作成以前は、現場がうまく回っていなかった、ということでもあります。
なぜ回らなかったのか。
どこに無理があったのか。
そこを洗い出した上で、骨子を考えました。
経緯②:マインドマップで全体を可視化
次に行ったのが、全体像の可視化です。
私はマインドマップを使いました。
- 中央:事業所ガイドライン
- 分岐:舞台/音響/照明/事務作業
- さらに細分化
まずは「やる・やらない」を決めず、
作業の全体像を出すことを優先しました。
経緯③:Googleスライドで資料化
各セクションごとに、
あんちょことして使える資料をGoogleスライドで作成。
- URL共有
- スマホ閲覧OK
- 常に最新版を見られる
「形として残す」ことを意識しました。
経緯④:YouTubeで動画化
ここが、今回のガイドラインの大きな特徴です。
- 配属前に見られる
- 作業のイメージが湧く
- 通勤中・自宅でも視聴可能
文字や資料だけでは伝わらない部分を、
動画で補完しました。
経緯⑤:学習用マインドマップの構築
最後に、
配属スタッフ用のマインドマップを新たに作成。
- ナンバリング
- スライドURL
- 動画URL
順番に見ていくだけで、
大枠が理解できる仕組みにしています。
今後について
現在、ガイドライン作成はほぼ完成し、
これから本格的な運用フェーズに入ります。
当然、
- 想定外の問題
- 運用して初めて見える課題
は必ず出てきます。
その修正・ブラッシュアップも含めて、
このブログではシリーズとして発信していく予定です。
「ガイドラインなんて形骸化するだけ」
そう思っている方にこそ、読んでもらえたら嬉しいです。


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