「分かるよね?」が組織を壊す理由|マネジメントで起きる“前提のズレ”とは

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こんにちは!とらです!
茅ヶ崎と山梨を行ったり来たりして自由を模索しているサラリーマンです。

副業が軌道に乗ってカタチになってきたら、50代はもっと好きなことで皆様に還元していければ、と目論んでおります。


今日は、私が10年かけて気づいたマネジメントの失敗について書きます。

テーマは、

「分かるよね?」が組織を壊す理由

です。


現場をマネジメントしていると、自分なりの正解が見えてきます。

・なぜこの判断をするのか
・なぜこの優先順位なのか
・なぜこの方法なのか

それを理解していることは、リーダーにとって非常に重要です。

問題は――

それをどう伝えるか。

ここを私は間違えていました。


結論から言います。

私は、

みんな、これくらい分かるよね?

と思っていました。

これが最大の失敗でした。

つまり、

前提を共有していなかった。


自分はこう思っていました。

・同じ船に乗っている
・同じ責任を背負っている
・同じ判断材料を持っている

でも現実は違いました。

見ている景色も、背負っている責任も、持っている情報量も違う。

「同じ船に乗っている」と思っていたのは、私だけでした。


前提を与えている“つもり”でいると、指示が曖昧になります。

受け取る側も、

「たぶんこういうことだろう」

と解釈して動きます。

そしてズレが生まれる。

すると今度は、

「なんでそういう理解になるの?」

と、指示を出した側が責める構図になります。

当時の私は、

・理解できるスタッフ
・理解できないスタッフ

と分けていました。

頭の良さや経験値で測っていたんです。

でも違いました。

悪かったのは、私の伝え方でした。


特に職人系の現場では、自分のやり方へのプライドがあります。

だからこそ必要なのは、

✔ 丁寧に前提を揃えること
✔ なぜそのレールを敷いているのか説明すること

その上で、

レールを外れるなら、それは自分の責任で
それ以上のパフォーマンスを出す覚悟があるか

そこまで含めて伝える必要があります。


最近、私はやり方を変えました。

・今はまだ分からないかもしれない
・でもなぜそうなるのかを説明する
・時間をかけて噛み砕く

この姿勢を示すようにしました。

そのために、マインドマップなどの資料を使用して、論点の可視化を行うことも理解を深めるための材料となっています。

すると変化が起きました。

・空気が変わる
・質問が出る
・論点が深まる

これは、

「伝える」から「共有する」への変化

でした。


リーダーの仕事は、

✔ 正解を押し付けることでも
✔ 分かっている前提で進めることでもない

まずやるべきは、

前提を揃えること。

実はこれは、AIとの壁打ちも同じです。

前提が揃っていなければ、どれだけ論理的でも正しい答えは出ません。


10年近く、この作業を続けてきました。

暖簾に腕押しのような虚無感を感じたこともあります笑

でも最近、少し意味があったのかもしれないと思えるようになりました。

それは、

「理解してくれるはず」と期待するのをやめたから。

代わりに、

構造で支えると決めた。

これが大きな転換でした。


もしあなたが今、

・分かるよね?
・普通そうだよね?
・前も言ったよね?

と部下に言っているなら、少し立ち止まってみてください。

伝わらないのは、相手のせいではないかもしれません。

前提が揃っていないだけかもしれません。

組織を壊すのは、能力差ではなく、

前提のズレなのかもしれません。


私もまだ道半ばです。

でも、「分かるよね?」をやめただけで、空気は確実に変わりました。

マネジメントは、正解を持つことよりも、

一緒に同じ地図を見ること。

そこから始まるのだと思います。


もしよければ、あなたの現場でも
一度「前提共有」から始めてみてください。

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