軽トラのヒューズから電源を取る方法

DIY

軽トラックでもカーナビやドラレコをつけたい方へ!

 こんにちは!とらです。 昨今、軽トラックが人気ですね。リフトアップして、カスタムしたり、荷物は詰まるし、荷台も使いようでキャンプの足になったりします。だけど、ユーティリティがね。。という方に、本日はDIYでの電源の取り回しや、設置の方法を載せていこうと思います。

とら
とら

とらは、農作業用のキャリィに乗っています。農作業時だけでなく、湘南での通勤でも利用しています。5シフトなので、乗っていて楽しいんですよねー。

今回のゴール

ヒューズボックスから電源を取る

クルマの電源って?

 そもそもですが、通常、クルマの電源は四角いバッテリーから来ています。ボンネットの中や、軽トラだと、荷台の下に入ってます。クルマの大きさによってバッテリーのサイズも異なるのですが、まずは電圧です。

 基本は12Vか24Vの2通りがあります。自家用の乗用車はほぼ12Vと思って頂いて問題ありません。24Vは大型車両、トラックなどですね。

 クルマの電源は、極論を言えば、バッテリーからの⊕プラスの電源から、地上へ落とす⊖アースへ繋ぐことで使用することができます。但し、直接バッテリーから取るのは危険なので、通常、ヒューズボックスから分岐するのが、DIYなどでは通例となっています。

ヒューズボックスって?

とら
とら

ヒューズボックスとは、クルマにかかわる電気系統のヒューズが集められた場所。エンジンをかけるイグニッションとか、ライトやウインカー、ワイパーなんかも電源からモーターで動かしています。沢山ヒューズが刺さっていますが、なんで、ヒューズはいっぱいあるのかと言いますと。。

 ヒューズは、決められた容量以上の電気が流れた際に切れて、過電流が流れるのを防ぎます

 これ、非常に大切なことで、例えば、DIYで取り付けたヒューズから電化製品(ドラレコ・ETC・ステレオ等)を使用したとします。このヒューズが、イグニッション(エンジンの点火)と一緒だとすると、どこかの電化製品がショートして、ヒューズが飛んだ場合、エンジンすらかからなくなってしまうことになります。

 これは、ウインカーや、ヘッドライトも同様です。だから、ヒューズは部分部分で分かれています。 で、このヒューズですが、ヒューズボックスと呼ばれる箱に入っています。ヒューズボックスの場所は、クルマの車検証などと一緒にある、説明書に載っています。まずは、其れを見て場所を確認してください。

とらの軽トラは運転席の足元にあります。

 その沢山あるヒューズの中で、ACC(アクセサリー)から電源を取り出します。ACCのヒューズの場所も、説明書やヒューズボックスの蓋、その近くに記されていることが殆どです。

 ACCではない、常時電源だと、エンジンを切ってからも流れているので、バッテリーが減っていきます。一方、ACCから取り出すと、キーがACCの位置か、エンジンがかかっているときに使用できるので、バッテリーあがりの心配がありません。

とら
とら

ACCは鍵を回すタイプだと、1回右に回して電源が入るポジションです。ちなみに、とらが乗っていたワーゲンなど、一部の外車はシガーソケットから電源を取っても常時電源(エンジンをオフにしても電源が切れない)なので、注意が必要です。

作業の流れ

 まずは、必要な具材を集めましょう。そのために必要な情報を集めます。

大まかな流れ
  • 自分のクルマのヒューズの種類を確認する
  • 同じアンペアのヒューズ電源を購入する
  • 使用する機材のアースを取る
  • ヒューズを差し替えて、⊕を接続する
ヒューズの種類を確認する

 ヒューズの種類には、平型、ミニ平型、低背の3種類があります。まず、この形を確認しないと、アンペアだけ合っていても差し込めない!ってことになります。

とら
とら

先述した、クルマの説明書にも載っているし、実際に、エンジンを切っている際に、ラジオペンチなどで引き抜いてみると形を確認できます。

ヒューズ電源を購入する

 ヒューズを確認したら、エーモンなどのヒューズ電源を購入します。 とらの軽トラのACCは15Aなので、15Aの低背ヒューズ電源を購入します。

とら
とら

アマゾンでも買えるし、急いでいるときはオートバックスなんかのカー用品店でも買えます。

当たり前ですが。ヒューズだけじゃ駄目なので、ヒューズ電源を買ってくださいね。

アースを取る

 ここからは設置です。今回は、ETCの設置をしてみました。ETCも設置場所を決めたら、⊕と⊖のケーブルがあるので、まずはヒューズボックス近くにある、アース用のねじを探してみましょう。

とらはここのアースネジが近かったので渋滞しているここから取りましたが、近くに鉄で打ってあるネジがあれば、そこからでもOKです。
とら
とら

クルマは鉄で出来ているので、外側自体が電気を地面に落としています。なので、鉄の部分に打ってある鉄のねじに⊖を繋げばオッケーです。

ヒューズ電源に差し替える

 次に、ACCに刺さっているヒューズを抜き、ヒューズ電源のヒューズと差し替えます。

とら
とら

ここまで来たらあと一息。ケーブルのきれいな引き回しなども考えて、設置しよう。

⊕の部分はギボシ端子になっており、ヒューズ電源側はギボシ端子のメスになっています。ETC側の⊕がギボシ端子になっていない場合(ただの銅線など)、加工が必要になりますが、通常は加工されている場合がほとんどかと思います。

 ※参考までに商品を載せましたが、通常であれば、必要ないと思います。このギボシ端子のオス-メスを繋ぐだけでOKです。

とら
とら

ちょっとわかりずらい書き方になってしまいましたが、ギボシ端子同士は買った状態であれば、問題なく結合出来ると思います。 ギボシ端子もアマゾンやカーショップで買えますし、圧着工具もホームセンター等でも買えますが、これは興味がある方だけで良いかと思います。

まとめ

 いかがだったでしょうか?「いやいや、ハードル高いよ」とおっしゃる方も居るかも入れませんね。1つ、2つくらいなら、シガーソケット電源から電源を取るのもアリです。

 ただ、多くなるとショートの危険もありますし、見た目をすっきりさせる目的もあります。

とら
とら

とらの軽トラも、カーナビ、ETC、タコメーター、ステレオなど、シガーソケットだけだとタコ足になりすぎてしまいますね。

 以上です!内容としてはDIYの中でも分かりやすい範疇です。チャレンジしてみては如何でしょうか?

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