こんにちは!とらです! 茅ヶ崎と山梨を行ったり来たりしている自由を模索しているサラリーマンです。
今回は、本格的な冬が来る前に、山梨の倉庫で愛車のタイヤ交換を行いましたので、その模様を共有致します。ごゆるりとご覧くださいませ。
とらは小学生のころから、親父に手伝わされて毎年3台の車のタイヤ交換を行ってきました。冬と春に履き替えなので、2倍の量を行ってきました。クルマをいじるのも好きなので、とらはこれが当たり前になっていますが、通常はプロに任せるのが1番です。
ですので、クルマをいじるのが好きな方の参考になればと思います。
タイヤ交換の流れ
まず、タイヤ交換の全体の流れをお伝えします。自動車のタイヤ交換を自分で行う際の基本的な手順は以下の通りです:
- 安全で平らな場所に車を停め、パーキングブレーキをかけます。
- 必要な道具(ジャッキ、ホイールレンチ、トルクレンチ、輪止め)、及び交換するタイヤを準備します。
- 交換するタイヤの対角線上のタイヤに車輪止めをかけます。
- ホイールレンチを使って、ホイールナットを少し緩めます(完全に外さない)。
- ジャッキを使って車を持ち上げます。※ジャッキポイントに注意。
- タイヤが地面から完全に離れたら、ホイールナットを完全に外します。
- 夏タイヤを取り外し、冬タイヤを取り付けます。
- ホイールナットを手で仮締めします。
- ジャッキをゆっくり下げ、タイヤを地面に着地させます。
- トルクレンチを使用して、指定されたトルク値でホイールナットを締めます。
- 輪止めを外し、作業完了です。
以下で1つ1つ見ていきましょう!
タイヤ交換準備編
上記にあるように、まずは平らで安全に作業できる場所を確保します。その場所に駐車したら、しっかりサイドブレーキをかけておきます。
次に、タイヤ交換に必要な道具を揃えます。山梨の畑の倉庫には、エアーコンプレッサーがありまして、これは親父が購入したものですが、かれこれ20年以上はここにあります。とらの家ではまず、このエアーコンプレッサーの電源を入れることから作業が始まります(エアーの充填に時間がかかるので)。
※エアーコンプレッサーは電源を入れると自動的に規定圧力まで空気を圧縮し、そのエネルギーを様々なツールに利用します。この空気圧力が下がると自動的に再起動します。
タイヤ交換ではインパクトレンチを使用すると便利です。とらは、エアーコンプレッサーを使用していますが、今は電気のほうが便利ですが、これ自体、無くても問題ありません。
次に交換する冬タイヤを近くに寄せておき、ローテーションさせて、取り付けるタイヤをわかるようにしておきます。
ちょっと道がそれますが、タイヤを長持ちさせるのに重要なことなので、説明しますね。
タイヤのローテーションとは、車の4本のタイヤの取り付け位置を定期的に入れ替える作業で、以下のような重要な目的があります:
- 走行安全性の向上: 偏摩耗による振動や異音を防ぎます
- 摩耗の均一化: 4本のタイヤの摩耗を均等に近づけます
- タイヤの長寿命化: タイヤの使用期間を延ばすことができます
タイヤの位置交換(ローテーション)/グッドイヤー
自分の乗られているクルマが前輪駆動なのか、後輪駆動なのかでも、ローテーションの仕方は微妙に変わりますが、要は、タイヤが同じ減り方をしないように、履き替えた際に取り付ける位置を変えていく、ということです。
この他に、ホイールレンチ、ジャッキ、トルクスレンチ、軍手などを用意します。
タイヤを外す
いよいよ、作業に入ります。まず、外すタイヤの対角線にあるタイヤ(右前輪を作業するなら、左後輪)に車輪止めをかけます(傾いた際に危険なので、動かないように固定します)。
次に、ホイールレンチでタイヤのナットを軽く緩めていきます。この際、とらは対角線上にナットを緩めていきます。
すべて緩め終わったら、ジャッキでジャッキアップ(ジャッキで車体を持ち上げる)に移ります。車の説明書には必ずジャッキアップポイントが載っていますので、その位置でジャッキアップします。だいたいは、わかりやすい形状になっています(凸凹があったり、まっすぐではなく、見ればわかるようになっています)。この位置を守らないと、フレームが曲がったり、笑えないことになりますので、必ず守ってください。
タイヤが浮くまでジャッキアップしたら、ナットを外して、タイヤを外します。この際に、インパクトレンチがあると素早く作業が進みます。
タイヤが外されたこの時に、とらはブレーキパッドの残りの厚み等も一緒にチェックしています。
タイヤを取り付ける
外したタイヤがどの位置にあったかを分かるようにしておき(次のローテーションのため)、冬タイヤを取り付けます。まず、タイヤをはめて、ナットを取り付けておきます。この際も、ナットは対角線上に取り付けると取り付けやすいです。締めすぎる必要はないので、軽くテンションをかければOKです。
全て締め切ったら、ゆっくりとジャッキを降ろします。焦ると危険なので、ゆっくり行ってください。
トルクスレンチで、規定トルクでナットを締めます。
規定トルクも、車の説明書に載っています。締めすぎたり、足りなかったりすると事故に直結する恐れがありますので、守るようにしましょう!
これで、タイヤ1本の交換が終わりました。これを残り3本行います。
まとめ
いかがだったでしょうか?クルマに乗らない方や、興味が無い方にはチンプンカンプンだったかもしれないですが(笑)、子供の頃から手伝わされていたので、改めて記してみると新鮮な感じがします。
今回のタイヤ交換もそうですが、クルマをいじる、メンテナンスすることは好きな人には非常に楽しい作業ですが、それなりにツール(工具)が必要です。ツールがあって、それを正しく使うことで、クルマの安全はもちろん、作業している自身の安全にもつながります。
正直申しまして、この歳になって、グランビアのタイヤ交換は非常に大変でした(笑)。軽ならまだ良いのですが、タイヤが重いし、車重もあるので、昔のようには・・・いや、まだ若いので、身体を鍛えないと、と改めて思いました。
以上、皆様の参考になれたら嬉しいです。安全に車をいじっていきたいですね。
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