こんにちは!とらです!やっと寒くなってきましたが、体調管理など、お気を付けくださいね。
さて。年末と言えば、ふるさと納税ですね(遠い目・・)。
皆様はふるさと納税、やられていますか?制度が始まって暫く経ちますが、今回は、おさらいがてら、記していこうと思います。
とらは制度の始まりのころからやっています。昔は縛りが緩くて、アマゾン商品券とか、嗜好品のビールのまとめ買いとか、結構楽しかったです。
そもそもふるさと納税とは
菅義偉元総務相が創設を表明し、ふるさと納税は2008年5月から始まりました。当初は然程注目されることもなかったようですが、2011年の東日本大震災以降、新しい震災支援の形として利用が増加しました。
調べてみると、結構、歴史のある制度になっておりました。東日本大震災の時には、どうやったら東北の方の力になれるだろうと考えていた際のきっかけにもなりました。
続いて、大まかな仕組みです
大枠の仕組み
- 好きな自治体に寄附ができる
- 寄附金のほとんど(2,000円を超える部分)が税金から控除される
- お礼として返礼品が届く
この、税金の控除っていうのが、今一つピンと来ないところでしたね。
そもそも、いくら分を買ったら、どれくらい意味があるのか、とか、どのサイトで選んだら良いのかとか・・・。良く分からないという方もいるかも知れないですが、
ちゃんとルールを守れば、寄付金のうち、持ち出しは2000円で残りの金額は税金の控除になります。
具体的に何をしていけば良いの?
次に、手続きの流れについて記していきます。
手続きの流れ
- 自分の控除上限額を調べる
- 寄附したい自治体(返礼品)を決めて申し込む
- 返礼品と寄附金受領証明書を受け取る
- 寄附金控除の手続きを行う
- 税金の還付・控除を受ける
一つずつ、解説していきますね。
自分の控除上限額を調べる
控除上限額ですが、ふるさと納税を扱っているサイトで調べることが出来ます。
ふるさと納税のサイトはさとふる、ふるなび、楽天等、検索サイトを見ると、沢山出てきます。お好きなサイトで問題ないと思いますが、大手のサイトだと大体はシミュレーションができます。
とらは毎年、楽天でやっています。正直、サイト自体はガワなので、その中のお店と自治体との兼ね合いで、決められたら良いかと思います。
寄附したい自治体(返礼品)を決めて申し込む
ここがぶっちゃけ大切なポイントでしょう。楽しみながら、ふるさと納税を行うキモです。
寄付したい自治体に関しては、自分が育った街だったり、前述したような災害応援の意味もあります。そして、返礼品に関しては、それが貰えるから、やる!で全然良いと思います。
とらで言うと、昔は返礼品をお歳暮代わりに送ったり、被災地への義援金として送ったりと様々な使い方でしたが、最近は、プラスで日用品にシフトしていますかね。
返礼品と寄附金受領証明書を受け取る
送られてくる時期は選べませんが、返礼品が届いたら、とりあえず喜びましょう(笑)。返礼品とは別に、申し込んだ際に各自治体から寄付金受領証明書も封書で送られてきます。次項の寄付金控除の際に必要になりますので、大切に保管しておきましょう。
寄附金控除の手続きを行う
唯一、面倒と言えばこれですかね。この手続きをしないと、税金の控除がされません。大きく2通りの方法があるのですが、以下になります。
- 確定申告をする
- ワンストップ特例制度を使用する
自営業者さんですとか、会社勤めの方でも、副業やその他確定申告が必要な方は、1になります。
確定申告は、義務ではなく、納税しすぎた分を取り戻すことができる国民の権利です。そういうとらも初めはワンストップの制度を使用していましたが、使えるときは確定申告も必要ですね。
会社員の方や、殆どの方は2のワンストップ特例制度を利用していると思います。
ワンストップ特例制度は、ふるさと納税の税金控除を受けるための簡便な方法です。以下にその特徴をまとめます。
- 概要:
- 確定申告をせずにふるさと納税による寄附金控除を受けられる制度
- 利用条件:
- 確定申告が不要な給与所得者(会社員など)であること
- 年間の寄附先が5自治体以下であること
- 申請方法:
- オンライン申請または紙面での申請が可能
- 申請書と本人確認書類のコピーを提出
- 税金控除の仕組み:
- 控除額の全額が住民税から控除される
- 申請期限:
- 寄附した翌年の1月10日まで
- 注意点:
- 年末調整では控除を受けられない
- 確定申告を行う場合は、ワンストップ特例制度は利用できない
- メリット:
- 確定申告の手続きが不要で簡便
- 各自治体への個別申請が一括で可能
以上になります。かいつまんで言いますと、ワンストップ特例制度は、確定申告が不要な給与所得者が、簡単にふるさと納税の税控除を受けられるようにする制度です。
初めてふるさと納税を行う方は、自営業者で無ければ、ワンストップ特例制度の使用がおススメです。提出を忘れないようにしましょう。
まとめ
まとめです。年末になったので、忘れないうちにふるさと納税をしましょうというお話でした。
それぞれの年収によって寄付金控除の金額は異なるので、ちゃんとシミュレーションを行う事が大切です。そのうえで、その金額の中であれば、実質2000円で返礼品を貰えるお得なシステムです。
前年度の源泉徴収票をみて、シミュレーションをすれば、そこまで大きな違いはないと思います。
とらの親せきは、適当に選んでその金額をオーバーしてしまった時がありました・・。その場合、ただその自治体に寄付しただけになってしまうので、くれぐれもご注意ください。
知っている、知らないで結構差が出てしまうところではあるので、もし始めていない方がいらっしゃったら、今年から是非初めて見てください。まだ間に合います!
皆様のお力になれたら嬉しいです。
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