【桃の摘果とは?】笛吹市の農業塾で学んだプロの技とその意義

桃農園・農業チャレンジ

こんにちは!とらです!

茅ヶ崎と山梨を行き来しながら、“自由な暮らし”を模索している会社員です。副業が少しずつ軌道に乗ってきたことで、50代からは「自分の好き」を形にしながら、誰かの役に立つような発信をしていきたいと考えています。

私は子供の頃から、家の桃畑の手伝いをしていました。土日になると親父に連れられ、当然のように畑に直行する日々。正直、当時はイヤでたまりませんでした(笑)

それでも月日が経ち、自分が50歳になった今。両親も高齢になり、桃畑の管理は私の役目となりました。

「どうせやるなら、お客さんにも来てもらえるような楽しい農園にしよう」と思い、挑戦を続けています。

とはいえ、父もサラリーマンをやりながらの自己流。細かいところや定石の情報など、知っておきたいことが見えてきました。

「もっとしっかり学んで、未来に繋げたい」と思い、地元・山梨県笛吹市が主催する農業塾に参加してきました。

この農業塾は、新規就農者や担い手育成のための支援制度で、地域密着の現場で学べる貴重な機会です。

出典:全国農業新聞 https://www.nca.or.jp/shinbun/agricultural-committee/11147/

今回のテーマは「桃の摘果(てきか)」

摘果とは、実の数を調整して、大きく甘い桃を育てるために不要な実を落とす作業です。満開から収穫までの期間を見極め、段階的に行います。

摘果の3段階

  1. 予備摘果
  2. 仕上げ摘果
  3. 見直し摘果

この3つの工程を、畑の規模や木の状態に合わせて柔軟に行います。

枝の種類により、残す桃の数も異なります。

  • 長果枝(ちょうかし):2つ
  • 中果枝・短果枝:1つ

さらに、枝の上側・根元・先端などは落とすのが基本。これは摘蕾(てきらい)の時と同じ考え方です。

今年は満開の時期が長かったため、木によって差が出ているとのこと。そのため、状態をしっかり見極めながら摘果を行う必要があるという指導がありました。

プロの方々はこういった「年ごとの気候変化」もしっかり踏まえて作業されているのが印象的でした。

後半は実際に摘果を行いました。やり始めると集中して止まらなくなる作業です。

とら
とら

講習用の畑だからか、摘蕾がされておらず鈴生り状態でした(笑)ガッツリ落としてきました。

自己流でやっていた時よりも、根拠と理屈を持って作業できるようになったのは大きな進歩です。

こういった学びを積み重ねながら、未来の桃農園を守っていきたいと思います。

  • 桃の育て方を学びたい方
  • 新規就農を考えている方
  • 親の畑を引き継ぐ予定の方
  • 山梨県の農業支援制度に興味がある方

桃の摘果作業は、屋外で長時間行うため紫外線対策も重要です。実際、今回も朝から夕方まで炎天下での作業でした。

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