こんにちは!とらです。
茅ヶ崎と山梨を行き来しながら、自由な働き方を模索している会社員です。副業が少しずつ形になってきた今、50代はもっと自分の好きなことを通じて、周りに価値を還元していけたらと思っています。

副業は簡単じゃない。でも続ければカタチになる
これまで副業シリーズを書いてきましたが、やっぱり簡単な道ではありません。
たとえば、家にある不要品をメルカリやヤフオクで売ったとしても、それが継続できなければ副業にはなりません。さらに、「単価が合うのか?」という問題も常について回ります。

特に始めるときの不安。こんな事やって意味があるのか。どうすれば、最初の1円を稼ぐことが出来るのかなど、なかなか先に進めないことも当たり前にあります。
そもそも、私にも副業を始めたきっかけがありました。
本業と収入の限界から見えた選択肢
私の本業は「劇場管理」です。セクションは音響。とてもやりがいのある仕事ですが、収入面で言えば「稼げる職種」とは言いにくいのが現実です(笑)。
ではどうするか?一番手っ取り早いのは、「外の現場の仕事を受けること」です。
しかしこの選択肢には、休日を削る・スタッフに頼る・体力的負担が増える…といった制約があります。若いうちは良くても、年齢を重ねると厳しい。
家でできる副業に目を向けた結果

そこで、家でもできる副業はないかと模索しました。音響の知識が活かせるかは未知数でしたが、両学長がおすすめしていた副業のなかで、ピンときたのが「動画編集」でした。
MacBookを購入し、Premiere Proを導入。YouTubeの無料講座を使って、編集の基礎をコツコツと学んでいきました。

両学長のリベ大のYouTubeチャンネルでは、ブログや動画編集のおすすめの学び方も網羅されています。ただ、皆が見て勉強しているので、あくまで基礎編です。
実践の場:リベシティの「リベワークス」で初案件
基礎が掴めてきた頃、リベシティ内の「リベワークス」という副業マッチングサービスに登録。初心者向けガイド付きの動画編集案件を見つけ、応募してみたところ、なんと採用されました!
内容は、YouTube動画(約8分)の編集で、報酬は1本3,800円。のちに、交渉して4000円に。
初めての納品で時間はかかりましたが、自分で稼いだという実感があり、とても嬉しかったのを覚えています。
1年間続けた副業のその後
約1年間、この仕事を続けました。しかし、担当者が変更されたタイミングで私も一区切りにすることに。
理由は2つあります。
- 音声編集のほうが時給が良かった
- 1本4000円では、時間単価が低すぎた
副業の最初の一歩(0→1)としては良かったものの、今後も続けるには、最低でも1本5,000円以上の案件でないと難しいと判断しました。

クラウドワークスでも同様です。単価が安いものは継続性が難しいものや、初心者OKのお仕事は精査しないと、ただただスクールにスカウトされただけ、というものもあるようです。
この副業は身になったのか?
結論として、動画編集の基礎スキルはしっかり身につきました。
特に、
- カット編集
- テロップ挿入
- 音量の調整
などの基本は、案件をこなす中で自然と身につきました。
ただし、それだけでは次につながりません。ポートフォリオを作成し、より単価の高い案件を狙っていく必要があります。
差別化と継続がカギ

Premiere Proのスキルは、企業案件につながれば安定収入が見込めますが、同じように努力している人は大勢います。
だからこそ、「どうやって差別化するか」を常に意識する必要があります。
スキルの継続的なアップデート、クオリティの向上、提案力。このあたりを鍛えていかないと、安く買い叩かれてしまいます。

私の場合は、音響の仕事柄音声の波形編集に多少明るかったこともあり、そちらの方へシフトしました。オーディオブックの音声編集です。本が好きなことも相まって、楽しくお仕事させていただいております。
まとめ:副業のスタートに動画編集はアリ。ただし…
動画編集は、副業のスタートとしては非常に良い選択肢だと思います。
ただし、
- 時間単価が低くなりやすい
- スキルの差別化が求められる
- ポートフォリオの整備が必要
といった点は避けて通れません。
「自宅でできる副業を探している」「最初の一歩を踏み出したい」という方には、非常におすすめです。ぜひ自分のリソースに合わせて挑戦してみてください。
引き続き、私の副業のリアルをこのブログで発信していきますので、よろしければ他の記事もご覧ください!
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