読み返しているオススメ本 vol.4 「夢をかなえるゾウ3」

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 こんにちは!とらです。今回は、ベストセラーの「夢をかなえるゾウ」シリーズの3作目、「夢をかなえるゾウ3」になります。現在、シリーズ全5巻が出ておりますが、今回は第3弾のお話になります。

 まずは、「夢をかなえるゾウ」のおさらいから。 各作品の主人公は、サラリーマンや、OL、芸人など、平凡な日々を送っているが、自分の夢や目標に対して悩みを抱えています。

 そんな中、不思議なゾウの神様、ガネーシャが現れ、主人公に様々なアドバイスを与えます。 今回のテーマは「成功」ではなく「幸せ」です。ガネーシャは、幸せになるために必要な行動や心構えを主人公に教えます。

今回のゴール

ブラックガネーシャの教えとは

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 平凡な生活をしているOLが、ひょんなことから、ガネーシャ像を購入することになります。その時に発した一言から、物語は進んでいき、ガネーシャと一緒に生活をすることになっていきます。

 ガネーシャを怒らせたOL(主人公)は、ブラックガネーシャとの契約を結ぶことになります。ブラックガネーシャは、ガネーシャの反対側を象徴するキャラクターで、冷酷で厳しい側面を持っています。彼の教えは、ガネーシャの温かくユーモラスなアプローチとは対照的で、時には厳しい現実を突きつけます。

とら
とら

とらが今回、この作品をシリーズの中で1番最初に選んだ理由は、シリーズ全体での成功法則の中でも、より痛みを感じる内容だったからです。ギャグや笑いは健在ですが、それだけでなく、主人公の痛みが、如何に夢へ繋いでいってくれるのか。学びが多かったですね。

 ブラックガネーシャの教えには、以下のようなものがあります:

  1. 自分の持ち物で本当に必要なもの以外は捨てる
  2. 苦手な分野のプラス面を見つけて克服する
  3. 一度自分のやり方を捨て、うまくいっている人のやり方を徹底的に真似る
  4. 空いた時間をすべて使う
  5. 今までずっと避けてきたことをやってみる
  6. 自分で自由にできる仕事を作る
  7. 目の前の苦しみを乗り越えたら手に入れられるものを、できるだけ多く紙に書き出す

 初めはブラックガネーシャの厳しい教えに戸惑う主人公ですが、次第にその必要性と価値を理解していきます。ブラックガネーシャのアプローチは、ガネーシャの柔和な教えとは異なり、現実の厳しさを受け入れるための重要なステップとなります。

とら
とら

特にビジネスを立ち上げるシーンなど、初めてのことに戸惑う主人公ですが、副業が当たり前になりつつある今の時代に学びが多いです。

 ブラックガネーシャの存在は、物語全体にバランスをもたらします。彼の教えは、ガネーシャの優しさと対照を成し、主人公が一面的ではなく多面的に成長することを助けます。幸せを追求する中で、現実を直視し、厳しい自己評価を行うことも必要であるというメッセージを強調します。

 物語の終盤では、ブラックガネーシャの教えが主人公の成長に大きく寄与していることが明らかになります。主人公は、ガネーシャとブラックガネーシャの両方の教えを統合し、バランスの取れた視点を持つようになります。これにより、彼女は自分自身と周囲の人々との関係をより深く理解し、真の幸福を追求する道筋を見つけ出します。

とら
とら

ゴールはずっと先にあるとして、途中の山を登りつめたあとに見える景色の違いに主人公は気づきます。世界を知ろうとしたものだけが見える世界とガネーシャは説きました。知ってしまったからこそ、辛くても別の世界を見たくなる。私もそんな世界を見続けていきたいです。

 ブラックガネーシャの教えは、幸福の追求において現実を直視し、厳しい自己評価を行うことの重要性を強調しています。

 これにより、読者は理想と現実のバランスを取りながら、具体的な行動を通じて幸福を追求する方法を学ぶことができます。ブラックガネーシャの存在は、物語に深みを与え、主人公の成長を多角的に描くための重要な要素となっています。

 シリーズの中で、ブラックガネーシャが出てくるのはこの作品だけですが、痛みを伴なう教えは楽して成功することなどありえないという、当たり前の成功法則を再認識させてくれます。全シリーズおすすめですが、今回は「夢をかなえるゾウ3」を紹介させて頂きました!

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