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アルケミスト 感想と要約|宝は旅に出た先ではなく足元にあった【ビジネス書レビュー】

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Books

こんにちは!とらです。

茅ヶ崎と山梨を行き来しながら、副業と独立を模索しているサラリーマンです。

この本を知ったきっかけは、ACIDMANという日本のロックバンドでした。

楽曲に「アルケミスト」という曲があり、そのインスピレーション元になった本だと知って手に取りました。2023年のことです。

読んで、何度も読み返すようになりました。

50代を前に、独立を考え始めていた時期に読んだからかもしれません。少年が宝を求めて旅に出る物語なのに、読むたびに自分の話として読んでしまう。そういう本です。

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とら
とら

私がこの作品を知ったのは、ACIDMANというバンドの楽曲『アルケミスト』がきっかけでした。その楽曲にインスピレーションの元となる作品があると知り、興味を持って本を手に取りました。

ブラジルの作家パウロ・コエーリョが1988年に発表した小説。世界80か国以上で翻訳され、累計8000万部以上を売り上げたベストセラーです。

主人公はスペイン・アンダルシア地方に住む羊飼いの少年、サンチャゴ。繰り返し見る夢に従い、エジプトのピラミッド近くに隠された宝を求めて旅に出る物語です。

長編ではありません。文庫で200ページ前後。読もうと思えば一日で読めます。でも、読み終えてもすぐに手放せない。そういう本です。

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作品「アルケミスト」のあらすじ

サンチャゴは夢の中でピラミッド近くの宝を示されます。夢解釈者に相談し、それが本物の啓示だと信じた彼は、羊を売り払って旅に出ます。

ところが、最初の目的地タンジールで全財産を騙し取られます。それでも旅を続け、様々な人と出会いながら砂漠を越え、ついに錬金術師(アルケミスト)と出会う。

錬金術師はサンチャゴに言います。「前兆に従え」「心の声を聞け」「本当に望むことは、宇宙が叶えてくれる」。

そして旅の末に、サンチャゴは宝の在り処を知ります。

宝は、旅に出た場所の足元にありました。

初めて読んだとき、この結末を「ずるい」と思いました。

ところが、読み返すたびに意味が変わってきます。

宝が最初からそこにあったとしても、旅に出なければサンチャゴはそれに気づかなかった。旅で出会った人、失敗、砂漠の経験があって初めて、足元の宝が見えた。

今の仕事を続けながら副業を始め、農業に関わり、独立を考えるようになった。遠くに宝を探しに行っているつもりで、実は今いる場所や今持っているものの価値に気づいていく、という感覚が、この物語と重なります。

動き出さないと、見えないものがある。それだけは確かです。

私の読書スタイルは、気に入った本を何度も読み返すというものです。一度で全部は入らない。読むたびに、そのときの自分が引っかかるところが変わります。

アルケミストは特にそれが顕著でした。

20代で読んだときは「夢を追え」という話に見えた。40代で読むと「前兆に気づく感度を持て」という話に見える。今読むと「動き出すことで初めて見えるものがある」という話に見えます。

同じ本なのに、読者の側が変わっていく。

子どもにも読ませたい本の一つです。物語として純粋に面白いので、押しつけがましくなりません。

まとめ

『アルケミスト』は、夢と旅と自己発見の物語です。

難しい自己啓発の言葉は一つも出てきません。でも、読み終えると何かが静かに変わっている。そういう本です。

日常に疲れたとき、今いる場所に固執しすぎているかもと感じたとき、ページを開いてみてください。心のリセットになります。

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