導入
こんにちは!とらです! 茅ヶ崎と山梨を行ったり来たりして自由を模索しているサラリーマンです。副業が軌道に乗ってカタチになってきたら、50代はもっと好きなことで皆様に還元していければ、と目論んでおります。
農業は「植えてから考える」ものだと思っていました。
季節が来たら作業をする。
先輩農家に聞きながら覚えていく。
多くの農業はこの形で回っています。
ですが、副業として農業を行う場合、このやり方では成立しません。
なぜなら農作業は突然忙しくなり、他の仕事を止めてしまうからです。
そこで私は苗を植える前に、
1年の農作業スケジュールを先に作ることにしました。
目的は収穫量ではありません。
生活の中に農業を組み込むためです。
農業中心の生活ではなく、
生活の中に農業を成立させるための準備でした。
桃栽培の年間スケジュール(全体像)
※山梨地域を想定
| 時期 | 主な作業 | 目的 |
|---|---|---|
| 12〜2月 | 剪定 | 樹形・収量の決定 |
| 3月 | 芽吹き管理・防除開始 | 病害予防 |
| 4月 | 摘蕾 | 実の数の調整 |
| 5月 | 摘果 | サイズ・品質の確定 |
| 6月 | 袋掛け | 外観と保護 |
| 7〜8月 | 収穫 | 売上確定 |
| 9月 | 礼肥 | 来年の準備 |
| 10〜11月 | 樹勢管理 | 樹の回復 |
ここで重要なのは
桃は収穫期に作られるのではなく
春までにほぼ品質が決まる
という点でした。
つまり収穫期だけ頑張っても遅く、
春の作業設計がすべてを決めます。
苗を植える前に決めた3つのこと

1.防除(消毒)の内製化
事情があって、これまで近所の方にお願いしていた消毒を、
今年から自分で管理することにしました。
理由はシンプルです。
原因と結果を自分で理解するためです。
外部に任せたままだと
- なぜ失敗したか分からない
- 改善できない
- 再現できない
今年は収益の年ではなく
学びの年に設定しました。
スケジュールを作り、
薬剤の種類と役割を理解することを目標にしています。
2.老木と新木の世代交代設計
新しい苗を植えるとき、
すぐに古い木を切ることはしません。
新しい木が収穫できるまでは
収入源として残します。
これは
収入を止めずに更新するための計画
農業は植え替え後、数年収入が途切れるリスクがあります。
それを避けるための設計です。
3.他の仕事との両立設計
私は専業農家ではありません。
- 音声編集
- 音響の仕事
- ブログ運営
これらと両立させるため、
忙しい月を先に可視化しました。
農業のピーク
- 4〜6月:管理作業の集中
- 7〜8月:収穫期
この期間に他の仕事を入れないことで
収入と作業のバランスを取ります。
副業農業で最も重要だったこと
今回の計画で分かったのは
農業は作物を育てる仕事ではなく
時間を設計する仕事
ということでした。
苗を植えることがスタートではありません。
生活設計がスタートです。
今年の目標
今年の目標は収量ではありません。
- 作業の理解
- 年間リズムの把握
- 再現性の構築
収穫量を増やすのは
その後で良いと考えています。
まとめ
副業として農業を始めるなら、
まずやるべきことは畑仕事ではありません。
年間スケジュールの設計です。
農業の忙しさは突然やってきます。
その前に可視化することで、
生活の中に農業を成立させることができます。
次回予告
では実際に、このスケジュールで
農業と仕事は両立できるのか。
実際の作業が始まったら、
記録として残していきます。

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