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帰りの車にスズメバチの巣があった——山梨摘果2泊3日の記録

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桃農園・農業チャレンジ

こんにちは、とらです。

2泊3日で山梨に行き、家族全員で桃の摘果作業をしてきました。

帰りの車の中で、予想外の展開が待っていました。


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桃農家として、この時期の摘果は欠かせない作業です。

木に実った桃を手で間引き、残す実を選んでいく。単純に見えますが、何十本もの木を家族全員でやると、それなりに体にきます。

車に乗り込んだとき、みんなほとんど無言でした。

それくらい、疲れていました。


帰路に入り、しばらく走ったところで妻が口を開きました。

「ねえ、窓に何かついてない?」

見ると、運転席のドアバイザーの内側で、何かが揺れています。

スズメバチの巣でした。

しかも、女王蜂付きでした。


その日は天気が良く、窓を開けたい陽気でした。

ところが、たまたまエアコンをかけていた。

窓は全部閉まっていました。これが幸いしました。

もし窓を開けていたら、どうなっていたか。

考えると、少し背筋が寒くなります。


最初は渋滞でした。

高速に乗れば、走行風で巣が落ちるだろう——そう思っていました。

違いました。

高速で走行しても、巣はびくともしない。

日本のドアバイザーの精度の高さを、こんな場面で実感することになるとは、まったく想定していませんでした。


夕食の買い物で、スーパーに寄りました。

運転席のドアは開けられない。当然です。

なので、家族全員、後部座席から降りて買い物をしました。

疲れ果てた農作業帰りに、スーパーの駐車場で後部座席から降りる一家。

周りから見たら、少し不思議な光景だったと思います。


家に着いてから調べました。

蜂は夜になると活動が落ちる。それを知っていたので、荷物を片付けてから向かいました。

ゴキジェットを持って、運転席のドアを静かに開ける。

一吹き。それで終わりでした。

正直、殺生はしたくなかったです。

女王蜂が巣を作ってきたのは、それなりの理由があってのことです。でも、毎回あの場所に蜂の巣がある状態では、車に乗るたびに危険にさらされる。仕方のないことでした。


山梨の桃農園に関わるようになって、自然との距離が変わりました。

都会暮らしでは、まず起きないことが農業の現場では普通に起きます。

スズメバチの巣が車のドアに付く。

それもまた、農家として動く春の一部です。

ハプニングとして笑えるうちは、まだいい方だと思っています。

写真も撮ったので、記録として残しておきます。

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